公共労速報205
春闘第一回団交

賃上げなど処遇と労働条件改善を要求

   3月13日に公共労は、退職手当引下げ問題の団交に続いて、春闘要求での第一回の団交 を行いました。
 団交では、理事者が文書回答を読み上げましたが、賃上げ要求に対しては「国家公務員 給与又は人事院勧告に準ずることを基本としていることから、このことを踏まえた上で、 対応したい。」との回答になっていない答えで、他の多くの要求についても同様の答えか 「考えていない」とか「各病院が実情に応じて対応している」等の答えでした。
 公共労は、理事者の回答には誠実に交渉していく姿勢が見られないと批判し、各支部か ら切実な実態を示して、理事者に対応することを求めました。

13日昼休みに公立共済本部前で決起集会

 公共労は、13日の昼休みに公立共済本部前で決起集会を行いました。集会では日本医労連の宣伝カーを使い、医労連の中野書記長から連帯の挨拶を受け、佐々木委員長や各支部 の代表者が「理事者は病院職員の誇りを踏みにじるな、頑張りに報いる措置を」と訴え、 理事者に向けてシュプレヒコールをあげました。
 各支部から切実な要求を寄せ書きしたものは、団交の冒頭に、各支部の代表者が「職員 の切実な声を聞いて欲しい」と理事者に手渡しました。