2013年公共労中央委員会開催報告
10月13日から14日にかけて、医療労働会館・台東区入谷区民館に中央委員15名延べ29名の参加者で中央委員会が行われました。
最初に佐々木中央執行委員長のあいさつがあり、続いて駒宮書記長から2013年秋年末闘争方針(案)、2013年秋年末統一要求(案)の提案がありました。
1 提案事項
(1) 秋年末闘争方針(抜粋)
@ 生活を守る賃金改善
ア 職種間の格差是正
イ 非常勤・パート職員の賃金・労働条件の改善
ウ 消費税引上げに反対
A 増員・労働条件改善
ア 看護の質・内容を良くし、働き続けられる職場とするための要求
- ・勤務間隔12時間以上
- ・夜勤連続2回まで
- ・週末連続休日、月に最低1回は土日ともに前後に夜勤のない休日の取得
- ・年間の勤務表作成
イ 超過勤務手当の不払いをなくす取組
- ・職員側への周知
- ・主任や師長への労基法の遵守の徹底
B 組織の強化
ア 組織拡大を最重点課題とする。
イ 中執体制の強化
・各支部の看護師中執の複数化
・専門委員会の設置
(組織対策、政策検討、財政調整、広報教宣、規程整備)
・専門部の設置(女性、看護、中高年、青年)
ウ 支部体制の強化
・組合員拡大への取組
・支部活動の継続を図る。役員の1年交代制をやめる。
・執行委員会の定例化を図る。
・学習会の実施・最低、月に一回支部ニュースを発行する。
・支部団交への中執の応援など
エ 専門部の活動
・女性部学習交流集会の実施(2014春)
・看護部学習会の実施(10月24日)
・中高年集会の実施(10月18日〜19日)
・青年部学習交流集会の実施(11月16日〜17日)
(2) 秋年末統一要求(抜粋)
@ 看護師の給与体系の改善
A 看護師の労働条件改善
B 年休取得率の具体的な数値目標の設定と指導の徹底
C 超過勤務手当不払いの一掃
D 会議・委員会や研修について
E 産前休暇8週
F 健康診断の充実、具体的な健診項目を提案
G セクハラ・パワハラの協定締結など
※その他 女性の当直免除や育児部分休業などに対する要員の確保などについても「労働条件改善要求」の中で申入れを行う。
女性の休暇制度などの権利についても周知に取組む。
(3) 退職手当の引下げ提案について
退職手当の引下げは退職後の生活設計を大きく狂わすもので、重大な問題。各支部で十分な協議を行って欲しい。
2 その他協議事項
(1) 非常勤職員の労働条件の調査
まだ、各支部での調査が不十分なので、病院単位、地域内での比較を行うためにも引続き、調査が必要。
(2) 専門・認定看護師に係る要求事項について
改めて看護部の学習会などを通じ、要求事項の精査が必要と判断しました。
(3) 年末年始勤務手当と早出手当廃止反対闘争の取組みについて
現在のままでは、協定がないまま25%の減額になってしまう。
各支部で病院側に強く申入れを行う。各病院から本部に対し、公共労と新たな協定を締結するように上申するよう働きかけなければいけない。
そのためには中央執行委員長名で年末年始出勤拒否の闘争を組みように指令を出す。各支部で職場集会などで組合員に説明し、闘争体制を整えて欲しい。