伝 言 板
2017-08-01 もう8月に入りましたが、スッキリしません。
雨が降ったり止んだりなんですが、山形は快晴と聞きますし、愛媛は37℃だったそうです。暑いのも嫌だなぁ(笑)
先週家族で旅行に行ってました。二人の娘夫婦に孫3人で総勢9人の旅行です。昨年末に産まれた孫はまだ8か月ですが、大勢の移動になるので、結構大変です。毎年行っているホテルは同じで娘たちが中学ぐらいまで行っていたホテルにここ5年ほど行くようになっています。子ども時代の写真と同じアングルで写真を撮りたがったりと、おそらく娘たちが一番はしゃいでいました(汗)
定期大会の議案書を作成しているところです。大方は7月の中執会議で決めたものですが、改めて見直してみると直すところも多く、修正がある度に中執に連絡して確認したりするので割と時間が掛かっています。
それでも中執からも意見が寄せられるようになり、中央執行委員会で提案する議案書らしくなって来たと思っています。
運動方針や要求は組合員に理解してもらわなければ闘争が組めませんが、まずは中執の中での理解が進まなければなりません。理解が十分でないと、そもそも「闘争に身が入らない」ことになりますから、この工程は重要です。
そんなに目新しい方針を展開している訳ではありませんが、それでも方向性は若干変えているつもりです。
定期大会でこの辺りのところを代議員に理解してもらわないと支部の足並みが揃わない事態になり兼ねないところです。
方針を掲げ、グイグイと引っ張って行くというよりは、組合員サイドに立った考え方で闘争を組んでいくことが大切です。古い言い方ではありますが、「一致団結」出来るように定期大会では丁寧な提案をしなければならないと思っています。「これで十分」ということはありませんから、何度も議案書については推敲を重ねることになります。
定期大会では、新しい体制も決めなくてはいけません。組合員の年代もどんどん若返っています。執行部も20代〜30代が中心になって来ています。「新しい労働組合としての在り方」も問われていると感じています。ここが踏ん張りどころですね。考え方は推移しても「働きやすい魅力ある職場づくり」という基本は変わらないものだと思います。
2017-08-03 悩みがありました。いえ、今でも悩み続けています(汗)
その病院の現状を聞くと、問題があるのは明らかです。しっかりと組合が病院に申し入れて解決をしなければならないことです。
だけど、執行部は動こうとしません。そればかりか当事者である組合員も動く気配がないんです。実際に目の前の上司に申し入れをするのは難しいのは分かります。だけど、そのことが改善されないままになっていて、離職する人が出ていることも分かっているのに動けない。結構ズカズカと僕は現場に入り、物申して来ました。
「病院のこと分かりもしないのに」という声にも直面することも多かったです。組合活動をする、ということはやはり力を使います。上司とやり合って、悪い印象を持たれるのは職員としては、やり難いでしょう。だからこそ、僕の様な外部の人間が「勝手に問題を取り上げて騒ぐことが必要」とも感じています。
違法なことであれば尚更です。でも、離職してしまう職員でさえ、必ずしも改善を望んでいないケースにしばしば出会いました。「もう良いんです。私もこれ以上、争いたくないですから」と言って辞めていく人を何人も見てきました(泣)お礼を言われても結局辞めていく人たち、そういう人を無くそう、減らそうと思って活動していましたが、僕のそういう動きは必ずしもみんなに受け入れて貰えていなかったと感じています。
僕がいきなり、病院や宿泊施設に出向き、病院長や支配人と直談判するなんてことは有り得ないことです。せめて、そのお膳立ては支部でして貰わないと出来ません。そして、そういうことは結局出来ないんですよね。
だから、病院で解決するべきことでも中央の団交で理事者に言うしか僕には方法が無かったんです。「そういう細かいことは、各病院でやってくれないか?」という反応になることも分かっていながら主張するしかありませんでした。
本来は、そこの現場の声を取り上げて、そこの支部がしっかりと病院と話し合う、それが本当なのは百も承知ですが、支部を動かすまでには時間が掛かりますし、簡単にはいきません。そうこうしているうちに職員が辞めてしまうことを恐れていました。
僕のいる東京支部では、まず滅多に途中で退職する職員はいません(ゼロではありませんが)。女子組合員も結婚して出産して育児休業を取り、育児時間を取って子育てをするのは当り前です。子供が病気になれば看護休暇も取れます。
でも、そんなことが病院では出来ないんです。いえ、勿論そういう方もいます。だけど、看護師さんが夜勤をしながら子育てをするのは並大抵のことではありません。夜勤免除もありますが、そもそも夜勤回数が多い職場の中で夜勤免除を申請して働くことは困難です。「せめて月に1回でも2回でも夜勤をしてくれれば助かる」と言われてしまいます。免除申請を拒否されるということではなく、免除申請をする雰囲気ではないんです。
確かにこれは違法ではないのかもしれませんが、夜勤が出来ず復職を諦めてしまう看護師さんもいることを考えれば、何のために夜勤免除の制度があるのか疑問です。育児休業から復帰するという看護師さんとメールで話をしていても「夜勤免除の申請なんて出来ませんよ」と言われてしまいます。
公共労は毎年「年休取得キャンペーン」をやっています。3か月間でせめて5日の年休を取得しようというキャンペーンです。「キャンペーンのお陰で年休申請がしやすかった」という声も聞きますが、「そもそも年休申請を出来るような雰囲気ではない」という声も聞きます。「年休は年間20日申請出来るんですよ」と言うと、「そんな夢みたいなこと言われても」と困惑されてしまいます。ここでも「現場のことを分からずにやっている」と言う声に直面します。
「自分のやっていることは果たして、みんなの役に立っているのか?苦しめているだけなのか?」と足場を無くした気持ちになることの連続でした。
やはり、外部の人間の言葉は受け入れて貰えないのか?という悩みと闘いながら、2017年度の運動方針(案)と2017秋闘の統一要求(案)がほぼ出来上がろうとしています。少しでも組合員に受け入れて貰えたらと思っています。また新しい闘いが始まります。ガンバレ!
2017-08-24 東京は暑かったみたいですね。
山形に行ってました。今日の山形はどしゃ降りでしたよ(汗)
看護部集会後の看護師さんたちの動きを知りたかったことや東北支部の今後の活動について話し合いをして来ました。
詳細は、伏せざるを得ませんが、言えることは山形で看護部の集会を開き、遠くから看護師さん達に集まってもらったことは無駄では無かったということです。
しかし、組合活動というのは組合員にとって目に見えた改善が行われなけれは、結果が出なけれはなりません。それには、もう少し時間が掛かりそうです(汗)
もう再来週には定期大会です。定期大会でこの一年間の方針が決まりますし、秋闘での取り組みを決める大事な大会なので遺漏がないかとあれこれ考えています。
過去の定期大会でも、「もっと、この方針について十分な説明をしておけば良かった」と悔いが残ることも多かったので準備に余念がありません。(まぁ、そう言っても大体モレがあるんですけどね)
僕が代議員として参加していた時は、ただ他の代議員の方の意見や中執の方たちの話などを聞いていて、内容よりも受け答えに感心するばかりでした。
僕が初めて公共労の定期大会に参加したのは、就職して2年目だったでしょうか?それまで10数年東京支部は代議員を出していなかったらしく、「東京支部が代議員を出すということは何か意見があるのか?」と中央執行委員会でも話題になっていたと後で聞きました。
たまたま大会の公示文を目にして、「こういうものがあるなら、是非参加したい」と言って参加させてもらっただけなんですけど(笑)当時は国鉄の民営化などが問題になっていた時代でした(多分、若い人たちには「???」でしょうけど)。
歳を取ると、昔のことが昨日のように思い出されるもので、懐かしいというか「もう戻ることは永遠に出来ない時代」を感じてしまいます。
しかし、公共労は60周年を過ぎ、組合員はガラッと変わっていますから、普遍的なものはあるにしても組合員のニーズや職場環境を取り巻く状況に即した活動が求められます。組合員の総意を得ながら、「新たな公共労」の第一歩を踏み出さなければいけないと感じています。
若い組合員もベテランの組合員も力を合わせて「健康で働き続けられる魅力ある職場づくり」を進めて行きましょう!
2017-08-31 川之江に行ってました。
あちらは晴れていて、暑かったんですけど、東京に戻って来てビックリしました。
今日の東京の最高気温は24℃最低気温は21℃ですからね。半袖では寒いぐらいです。こういうのって年寄りにはキツイです(汗)
公共労の支部の中でも、毎年組合員数を増やしていて、今、もっとも力がある支部が四国でしよう。
それは、間違いないんですが、病院の経営状況もありますけど、せっかくポテンシャルがあるのに具体的な組合活動のやり方が組合全体に浸透していなくって、ただの「親睦会」になってしまっています。元々、地域性からかガッツリ活動する感覚の薄いところがありますが、労働条件は決して良くない中、やることが沢山あるはずです。実に勿体ないです。
若い人を中心に「このままではいけない」という気持ちを固めてくれれば、公共労全体を引っ張っていけるだけのパワーを持っているだけに、もう少し手を貸してあげたいと思っています。
実際、若い力という点でも抜群の存在感がありますし、何と言ってもここの支部の強味は、組合員に職種による片寄りがないことです。
事務職もちゃんと組合に加入していることは、組合活動をしていく上でどれだけ戦力になることか。給料の仕組みや規程などに強く、資料を作るのも得意です。他の支部でも事務職が加入しているところがありますが、少ない支部が多いですね。
事務職の組合員か少ないところ、全くいないところもありますけど、是非加入を呼びかけるべきだと思います。勿論、事務職に限らず職種に片寄りがある支部は、加入の呼びかけをして欲しいです。
同様に非常勤の職員も加入させてください。今、病院では非常勤の職員がいなければ業務は回りません。同じ現場で働く職員を仲間にすることは大切です。
職場での団結力を強めるためには職種や正規、非正規にこだわっていてはダメです。
四国支部の課題は、もう一つあります。それは…「男臭い」ことです(笑)