公共労第65回定期大会開催報告

7月8日(金)〜9日(日)にホテル・アウィーナ大阪において、「公共労第65回定期大会・60周年記念大会」が開催されました。参加者は代議員19名を含む46名(男性30、女性16)でした。
【佐々木中央執行委員長あいさつ】
 昨年の秋年末闘争では、何一つ勝ち取ったものがなかった。 春闘で同じ回答であればストライキをうつと言ったが、春闘においても重点7項目について「考えていない」という回答であったから 5支部中3支部で一時間のストライキをうった。
東北支部ではある部署で保安要員ゼロにしたため理事側から「遺憾である」という抗議文が来た。 理事者がストライキをどの様に考えているのか分かった。 組合側としては「(保安要員ゼロは)よくやった」ということだが、理事側は「どういうことか」という反応だった。 18年間ストライキをしていなかった。組合は緊急時に対応するために保安要員を出している。 理事者側は業務に支障がないストライキという認識だった。ビックリである。「遺憾である」という文書に対して公共労は直ぐに反論した。  関東支部に対して、資金ショートのためにボーナスが出せない遅配すると言っていた件は、よい方向に向いている。 理事者は関中職員に非がないことを認めた。病院の管理者よりも職員の方が熱心に経営を考えている。不当なことがあれば、 支部の問題でも公共労全体として闘う。 昨年、年休取得キャンペーンを実施した。 取れた支部もあり良かった。今年もキャンペーンを提案する。  公共労としての重要課題はいくつもある。 組合員数は徐々に減って来ている。各支部、新入職員に入ってもらえるようにして欲しい。 ストライキについても各支部の足並みは揃っていない。しっかりと今日、明日の大会で協議して欲しい。
【 議  事 】

一年間の経過と総括

 承認 一年間の経過と総括については、拍手で承認されました。

決算報告(渡邊財政部長)、
会計監査報告(藤井弥生会計監査)

承認 決算報告、会計監査報告については拍手で承認されました。

2016運動方針(案)・統一要求(案)提案(書記長)

採決 運動方針案については、挙手による採決を行い、挙手による採決を行い、圧倒的多数で可決されました。

財政方針案・予算案

採決 財政方針・予算案については、挙手による採決を行い、満場一致で承認されました。

公共労綱領・規約・規程の改正

採決 無記名投票による採決を行い、全員賛成で可決されました。

ストライキ権の確立

投票 反対1、白票1、賛成14で確立しました。

新年度役員選出

投票 全員が満場一致で信任されました。

大会宣言

 渡辺副中央執行委員長の閉会あいさつの後、最後に松岡中央執行委員長の「団結ガンバロー」で大会が終了しました。
 参加した代議員の皆さん、大会役員の皆さんお疲れ様でした。
 一年間を振り返ってみて、依然として残る大きな課題を改善するために、今後、どの様に支部の執行部や組合員と連携をとって進めていくか、 各支部が足並みを揃えて要求の前進を図ることが重要であり、中央と支部との連携もしっかりと組まなければならないと感じています。
 新たな綱領にも掲げている「健康で働き続けられる魅力ある職場づくり」を目指していくという方針に沿って、 要求が一歩でも前進出来る様に今後も粘り強く活動を続けていく決意でおりますのでよろしくお願いします。