一年間の経過と総括
(1) 全体の経過と総括(駒宮書記長)
「経過と総括」は組合にとっても大事なことであり、議事運営規程第6条にも定められていること。一年間の闘争を振り返り、新たな闘争を考えていくでも重要
@ 2013秋年末闘争
A 2014春闘
- ア 中央委員会において、春闘要求アンケートに基づき、要求を固めた。
- イ 退職手当の引下げ提案について
@ 5項目の要求(経過措置期間の延長、長期休日出勤手当、早朝出勤手当、非常勤職員の退職手当、退職者への無料ドックや宿泊施設利用補助)を掲げてたたかう。
A 本部前でのビラ配りと決起集会を行う。決起集会には各支部が要求を寄せ書きにして持ち寄り、医労連から中野書記長・原書記次長が宣伝カーで駆け付けて、本部に向けて、参加者全員でシュプレヒコールを行った。
B 退職手当引下げについては、一定の経過措置での改善を得られたことと、「職員の処遇改善を今後も労使で協議していく」という確認が取れたことで協定した。
今まで、退職手当についての協定がなかったことを考えると交渉での成果といえる。
主な到達点
@ 年休取得
できるだけ取れる環境づくりをするように指導する。
A 超過勤務手当の未払い
業務命令で始業時間前の勤務が行われていれば、超勤となる、きちんと支払うよう指導する。
B 委員会・研修問題
業務上かそうでないかを分かるように通知することを病院に徹底する。
C 看護師退職者意識調査
特に3〜5年以内に辞めている職員が多い。今後、離職対策が必要
- レクリェーション休暇について
対象者が「7月1日に在籍する常勤職員」となったことで、無給休職者も対象となったことは大きな改善だった。
- その他
春闘方針として掲げたことについて、支部での取り組みができていない。今後も引き続き取り組めるようにして欲しい。
C 年末年始勤務手当、早出手当の廃止問題について
団交で参加者が次々に勤務の実態を話し、手当の必要性を訴えたこと。早期に決着を図るとして、9月12日に団交を受けさせたことは、正に公共労が押している状況になっていると確信している。
明日、討議する2014運動方針の中でしっかりと討議したい。
D その他
組合員への周知を図るために「組合員の皆様へ」を配付