『関東中央病院で青年部会議を開催!

2015年11月19日
 11/13(金)に本部団交に参加し、その後交流会を実施、翌14日(土)に関東中央病院で青年部会議を行いました。 会議の出席者は、東北2名、関東4名、中国2名、四国3名と中執6名で計17名でした。
 今回の会議は、団交参加企画でもあり、団交に参加しての感想や意見を出し合い、その後、ストライキについて話し合いました。 また、2016年サマーキャンプについて四国支部から報告がありました。 サマーキャンプのあり方や今後の青年部活動についても話し合いが出来ました。

 会議終了後、関東中央病院を見学しました。 関東中央病院で開催するにあたり、関東支部の皆さんにはご準備や手配などでお世話になり、ありがとうございました。参加された皆さんもご苦労様でした。




1 団交に参加した感想や意見

・支部での役員となって団交に参加すると役員の立場として、また違った目で見れたと思う。
・何でストライキをやらなかったのか、ストライキをしないと意味がない。
・病院によって、状況がずいぶん違うのだと感じた。・団交のことも含め、いかに組合員に知らせていくかが重要だと感じた。
・何か勝ち取れないと。本部を動かさないといけない。ストライキをやらないと。効果的なたたかいが必要ではないか。
・支部でのストライキにおけるノウハウが不十分な気がした。交渉でももっと詰め寄る必要があるのではないか。
・ストライキの参加人数を増やし、病院側が困るような闘争にする必要があるのでは。
・組合の思いを理事者にいかに伝えられるのかが重要になる。・穏やかな団交だった気がする。以前は怒鳴ったりする場面もあったと思う。理事者の対応も変わってきている、いかに病院長を動かせるかが大切ではないか。
・団交で「こんな発言をしていいのか」が分からず、発言出来なかった。
・「国家公務員に準じて」という回答ばかりで、自分たちのことを本気で考えていないと感じた。病院の現状や危機感をしっかり伝えたい。
・ストライキって何だろう。分からない。決意表明でも簡単に賛成する組合員もいれば、内容についても質問をして真剣に考えてくれる組合員もいる。組合員に理解してもらうための架け橋にならないといけないと感じた。
・よく分からなかった。支部の組合員にも周知が不十分だった気がする。もっと組合員に説明しなければいけないと思った。

2 ストライキについて

・病院長から本部に言ってもらうのが効果的、2時間では短いと思う。やるならとことんやった方がいい。
・うちの支部ではストライキは回避する方向で考えていた。組合員への説明も不十分な状態ではうてないと思う。後ろにどれだけ組合員がいるかが大切。
・組合員をどうまとめて味方にするか。ストライキの構えをすることは重要だと思うが、ストライキをすることには不安だった。
・うちの支部は組合員が少ない。非組に対しても意義を訴えて理解してもらうことが必要になる。
・効果のあるストライキをやりたい。やってみても意味がないのではやれない。
・前回のストライキでは、他支部と比べてストライキ参加者が少なかった。それでもストライキをやった効果が得られた。
・ストライキを乱発するよりは効果的なストライキが良いのでは。ストライキを構えることによって抑止力にはなると思う。
・病院が経営難の中、ストライキをやるのは怖い。
・重点課題が多過ぎたのでは。焦点が絞り切れていない気がした。
・昨年のストライキ決行後に脱退する組合員がいた。組合員に対してしっかり事前に説明しなければいけない。
・正直言って、ストライキの意味がよく分からない。
・昨年は年末年始勤務手当問題に絞れていた。ストライキをやって、実際に何が勝ち取れるのかが分からない。組合員にも十分に説明出来ていない。
・公共労は昨年10数年ぶりにストライキをやったと聞いているが、では、それまでは何故やらなかったのか分からない。
・ストライキを決行するのには不安だらけだった。
・確実に効果的なストライキをやれば良い。ここぞという時に。
 団交に関して、また、ストライキに関して参加者の意見は分かれました。
 『ストライキは「抑止力」、構えることに意味がある。』は、ストライキをうつことが組合の最終目的ではありませんから間違っていません。 しかし、うてないストライキでは意味がありません。いざとなった時に執行部が「うつのに不安がある」ようでは困ります。
 今回理事者から何の前進回答も得られなかった訳ですから、整然とストライキを決行するべきだったのではないか。 しかし、残念ながら支部の足並みも揃わず今回はストライキを延期することにしたので、今後はしっかりと各支部が態勢を立て直す必要があると話をしました。
 まだ、「ストライキ」についての躊躇があると感じました。それは仕方ないことですが、「ストライキをやって病院に迷惑を掛けたくない」という考えは違います。病院側が困るなら、回避するための努力を病院側がするべきです。 今回の闘争の場合、「敵は病院ではない」ということです。しかし、病院側に動いてもらわなければならないのでストライキを構える訳です。
こういった組合活動に対する理解がされていないことは、公共労全体としての取組みが不足しているからだと思います。

3 2016サマーキャンプについて

 2016年8月26日(金)〜28日(日)に開催される「サマーキャンプin四国」の企画について報告がありました。 2日目はフィールドワークとして「吉野川ラフティング」「レオマワールド」「直島観光」の3コースを予定している、 ということです。
「元気な四国支部の企画」が楽しみですね。

4 今後の青年部活動について

(1)2015年の青年部体制について

青年部長 土 田 早 人(四国中央病院・事務職)
青年副部長 佐々木 竜 馬(東北中央病院・放射線技師)
 〃    北   由布子(関東中央病院・放射線技師)
 〃    佐々木 恒 輔(中国中央病院・臨床工学技士)
青年部代表 渡 辺 康 臣(中国中央病院・看護師<中執>)

(2)サマーキャンプのあり方について

2016サマーキャンプの後、公共労のサマーキャンプをどうするか


公共労にとっては最大イベントであり、今後も継続する方向で考える。
2018年は、東北支部(ウィンターかサマーかは検討する。)、
その後、関東支部(2020)→  東海支部(2022)→中国支部(2024)→四国支部(2026)と回していくことにする。

(3)サマーキャンプ以外の青年部活動について 

・今回の様な「団交参加企画」は継続した方が良い。特にその後に話し合うことには意義がある。
・青年部会議でグループディスカッションをすると、もっと意見も多く出るのではないか。
・他職種で集まれる機会や交流する機会はあまりない。青年部活動を通じて交流を図ることは重要だと思う。
・学習会などもテーマを決めて取組んではどうか。給料の見方なども勉強しておくと良い。
・アクトインサマー(医労連主催)は、全国の仲間と交流が出来て、「初めての組合活動」ということで、 新人を参加させると有意義だと思う。 隔年実施だが、全国アクトがない年にはブロックごとに開催もしているので支部でも取り組んでみたらどうか。  
 
 「『ただの遊びではないか』と言われるので、楽しいだけのイベントを実施するのも難しい」 という意見もありましたが、「程度はあるかもしれないが、組合員同士のコミュニケーションを図ることはとても重要、 自信をもって開催して欲しい」と言いました。
 今後も、団交参加企画は継続し、サマーキャンプのない年には積極的に学習会などを実施し、 青年層が学び、交流する機会を提供していこうという話になりました。
 また、各支部でも青年部活動を活発化しようということで、各支部での取組み (ボウリング大会、ウォーキングなどのイベント)を参考にして支部でも実践していこうと話をしました。
 ここのところ、青年部会議も定期大会時に夜集まって話をすることが多かったので、久しぶりにしっかりと話し合いをすることが出来たと思います。
 青年部の「団交参加企画」ということで、団交当日は夜、月島まで出掛けて名物の「もんじゃ焼き」を食べました。 もんじゃ焼きマスターもいて大いに盛り上がり、交流することが出来ました。
 青年部では「学ぶ」ということ、そして「考える」ですが、それとは別に「楽しく」という要素をしっかり入れて活動して行きたいと考えています。
 団交のことやストライキのことなどについても、若い人たちがしっかりと意見を持っていることを改めて知り、 頼もしく感じましたし、もっと組合員の意見を集約する必要性も感じました。
 公共労の将来を担う青年部の育成は重要です。各支部でも青年部活動の活性化を図るようにお願いします。
(書記長 駒宮)