2018秋闘第1回本部団交!

 10月24日に公立共済本部にて2018秋闘第一回本部団交が行われました。 団交参加者は全部で19名、うち看護師は9名でした。
 この第1回目の団交は「要求に対する回答前の団交」という位置付けで、新しい要求や重点要求に関する申し入れ、 という意味合いがあるものですが、今回は看護師の問題に加え、リハビリの技師長職の要求もあるので、 職種別団交としても位置付けをしていました。

【退職手当引下げ提案】

 まずは、退職手当引下げ提案に対し、「期日が今年の10月から来年の4月に延びたところで、 こちら(公共労)の考えに変わりはない。あくまでも在職者に対する処遇改善を行うことを要求する。」 としました、具体的には「全職種に対する昇給基準の改善」が要求であることも言いました。

【3級昇格を早めること、9回以上夜勤の加算額引上げ】

 看護師の要求に関しては、@3級昇格を早めることA9回以上夜勤の加算額の引上げを訴えました。
 その際の病院課長の発言は「医(三)の処遇は他病院との比較でも決して見劣りはしないものである。 また、病院内の医(二)と比較するのは必ずしも妥当とはいえない」と答えました。 そして問題なのは「夜勤の加算額を引上げるのは夜勤を助長させるものと考えている」という発言です。
 医(二)と比較する云々は、「元々、医(三)は病院内で給料が低い職種」と言っているのと同じです。 そして「加算額を引上げるのは夜勤を助長させる」と言ったことは大問題です。 従来の「加算額を引上げるのではなく、夜勤回数の減が重要」という理事者の言い方とは大きく違うものだからです。

【夜勤専従、育児部分休業の対象者の拡大、育児短時間勤務制度について】

 これら3つの制度には不明な点が多いので、公共労に対して制度の概要を説明することを求めました。 夜勤専従に関しても東北支部では月18回としていたり、病院によって条件が異なっている現状や 「部分休業と短時間勤務の違いが分からない」などの声も挙がっています。
 また、団交では四国支部の看護師から「週休すら取れていない。 病休者や産休の者が出て、メンタルに不調を起こしている者もいるのに 病院側は「人員は足りている」と言って人を増やそうとしない」などの切実な状況が発言されています。
 これに関し理事者側は「人員の問題は病院側でやっていること」としながらも「経営というのは赤黒だけのことではなく、 そこで働いている職員があって初めてできること」と発言しました。 公共労としては「もっと病院側に指導をして欲しい」と訴えました。  

かずあき委員長からの一言

 行楽の秋です、山が特に良いです、紅に染まった楓は素晴らしですね、寒くもなるはずです。
 今年も年末年始がそこまで来ました、恒例の年末年始の勤務表のくじ引き(´艸`)病棟看護師ならではの話です、 29日〜3日まで、今年はどんな勤務になるやら、ちなみに我病棟では6日のうち、 2〜3日しか休めません( ノД`)シクシク…、平成最後の年末年始です、楽しい休日となります様に

情宣部から

ウィンターキャンプ(1/25〜27蔵王温泉)があることなどから、 来年の「春闘前看護部集会」は時期をずらして3/8(金)〜9(土)に開催する予定でいます。よろしくお願いします。