2016春闘団交始まる!!

 公共労は3月2日に2016春闘第1回本部団交を行いました。 今回は回答前。回答が定まる前に理事者に訴えることで前進回答へとつなげる大事な機会と位置づけ、 現場の生の声を届けることを重視しました。
看護師を中心に19名の参加者。口々に切実な実態を涙ながらに訴え改善を要求しました。一部を紹介します。
目の回る忙しさ、続く夜勤、上がらない賃金、休めない、パワハラ・・・
看護師の切実な訴えに驚きを隠せない理事者
新人教育や複数の委員会、他の職種の仕事も回ってくるという たくさんの仕事をしているが賃金が上がらずモチベーションが保てない。 転職してもいいかと6年目の自分でさえ思っている。
夜勤明けの超勤。朝方になるとボーッとしていて、帰宅時に車の接触事故を2度も起こした。 子育てもしていて休めない。いつ医療事故を起こすか毎日怖い。





















病気になってもレク休にされてしまう。
人手不足で年休が取りづらい
超勤を2〜3時間やっても1時間しか超勤をつけてはダメだと言われる
同じ国家資格を持っている医療職(二)と比べても昇格が遅すぎる
新人を一生懸命育てても医師の一言に傷つき、明日から来られないという人も出ている。
毎月10回、11回の夜勤が続いている。その上深夜明けの超勤。
帰っても休めない。改善する努力もしたが、一病棟で何とかなる問題ではなかった。
がんばってもがんばっても報われない。
医師からのパワハラがひどい。腹いせに殴られた。
医師からの命令で医療行為をやらされるが、何かあったときの責任は実施者である自分だ。

「年末年始勤務手当がなくなったことは減給だ!」

 看護師以外からは、「年末年始勤務手当がなくなったことは通常勤務者は減給ととらえている。 長期休日期間の休日給100分の160は強い希望だ」、 「放射線取扱手当は放射線を管理する責任を負っているその管理手当として放射線技師全員に支給してほしい」、 「たとえ線量が出なくてもプロテクタをしていない露出している部分は被爆していることを認識してもらいたい」等々訴えました。

ストの体制も整え、
必ず前進回答を引き出そう!

 理事者はこれら現場の声に、初めて聞いたという驚きの顔をしていました。 それだけに、生の声を理事者側に訴えた今回の団交は大きな意味のあったものです。
いよいよ続く各支部の支部団交で病院にどれだけ圧力をかけられるかが前進回答を引き出す鍵を握っています。

ストの体制もとりつつ各支部でしっかり交渉を進めよう!!