2015年公共労春闘中央委員会
開催報告

(2015/2/14〜15ホテルマイステイズ御茶ノ水3F)
 2月14日から15日にかけて、ホテル・マイステイズ御茶ノ水にて中央委員13名を含む28名の参加者で中央委員会が行われました。二日間に渡り熱心な討議が行なわれました。
【佐々木中央執行委員長あいさつ】
 「年末年始勤務手当問題のウェイトが大きく、それで終わったような1年だった。署名に取り組み、本部での決起集会を行い、シュプレヒコール、17〜18年ぶりにストライキもやった。交代制勤務者には前進があったが、常日勤者への措置について具体策が出なかった。理事者からは検討するという言葉を引き出せたので、年末年始勤務拒否は回避となった。今度は、早出手当について闘っていきたい。 数少ない仲間を守るための行動を強化したい。提案事項は山積みなので、皆さんからの意見を伺い、春闘で闘っていきたい」

2015秋年末闘争の経過と総括

(1) 年末年始勤務手当問題について
 定期大会から、年末にかけて署名を集約し、支部団交を行って病院長を追い詰めたこと、昼休みに本部前で決起集会を行ったこと、ストライキを背景にして闘い、ストライキを決行したこと、年末年始勤務拒否体制をギリギリまで組んだこと、どれも全て必要な闘いだった。通常勤務者について前進しなかったことや早出手当問題が残ったこと、ストライキに関するスキルが不足していたなどの反省や課題は残った。  これらの闘いによって、不十分な回答とはいえ、「交替制勤務者に対して休日給を支給する」という前進回答が得られた。「交替制勤務者に関わらず、通常勤務者についても年末年始に勤務した職員については年休申請を受け入れるよう病院に対しても指導した」という理事者の発言にも大きな意味がある。しかし、未だにこのことについての確認書が取り交わされていないことや関東中央病院では休日給支給者がゼロという事態になっている。 交渉内容の確認をしないこと、交渉での合意内容を守らせていないこと、これらは明らかな「不当労働行為」である。必ず、確認書は交わす。必ず、関東中央病院でも支給させる。絶対に勝ち取らなければならない。
 通常勤務者の扱いについても協議することになっている。早出手当に関しては、この3月までが期限。引き続き、今までの闘争に確信をもって進めていきたい。
(2) 秋年末闘争について
@ 超過勤務手当の計算時の年間総労働時間の算定方法を是正させたこと
A 放射線を防護するプロテクターについて
B 各病院が看護師の人員不足であることを理事が認める発言をしたこと
C 看護師勤続3年満了者に対して3日連続の特別休暇の付与を行うと提案させたこと
(3) 賃金確定闘争について
 2014給与改定は、増額されるが2015給与改定では増額以上に減額される。簡単に妥結出来ないという状況にある。
 各支部・分会の秋年末における活動報告
 質疑応答
 ※「2014秋年末闘争の経過と総括」については拍手で承認されました。

2015春闘方針/統一要求