2015年10月23日(金)京都の「花のいえ」にて、中高年集会を開催しました。
 関東1名、中国8名、四国4名、東京1名、駒宮書記長、木村の計16名が参加しました。


 冒頭に駒宮書記長から挨拶として、今後の秋年末闘争で、年末年始勤務手当や早出手当問題、看護師の処遇改善について、 ストライキを構えて闘っていくという説明がありました。

退職後の医療保険制度と年金制度

 各参加者の自己紹介のあと、中執の木村から、退職後の医療保険制度と年金制度について説明しました。
 退職後の医療保険制度については、退職後加入できる健康保険制度の種類と加入条件、保険料の違い等について話しました。 年金制度については、10月から年金制度が一元化されたことの影響と変更点、何歳から年金が支給されるか、 年金は請求しなければもらえないこと等を話しました。
 今年度の参加者には、東京支部分会の長谷川さんがいました。長谷川さんは東京支部を定年退職後、再雇用職員として、 今も現役で年金業務に携わっており、医療保険制度にも明るい方ですので、 退職後の生活について、ご自身の体験談を20分程度お話しいただきました。 特に退職後の雇用保険や税金の話など、実際の生活に直結する内容で、他の参加者が真剣に聞き入っている様子が印象的でした。

マイナンバー制度

 その後、間もなく通知が始まる「マイナンバー制度」について、簡単に説明しました。
 マスコミ等で盛んに報道されている内容だけあって、参加者も知っている部分が多かったように思います。 これから運用されていく制度ですので、今後も最新情報をお知らせしていく必要があると感じました。
 説明終了後、宴会場に集まって交流会を行いました。 花のいえ自慢の会席料理とお酒に話が弾み、楽しい時間があっという間に過ぎていきました。 交流会の場でも熱心に質問をしている参加者の方が数多くいたのが印象的でした。
 日頃から医療保険や年金業務に携わる立場として、このような機会は非常に貴重だと思います。 制度が難しくわかりにくい分野かもしれませんが、退職後の生活になくてはならないものです。 知っているのと知らないのとでは生活に大きな差が生まれることがありますので、長く活躍されてきた組合員のみなさんのために、 これからもこういった場を提供していくことが重要であると感じました。
 また、今年度新たに説明に加えたマイナンバーについては、非常に重要な個人情報であり、 本人も取り扱う組織担当者も正確な知識が必要になると思います。 公共労としても、今後も定期的に勉強する機会を作っていけたらと考えています。